轟音事変

轟音は"ごうおん"と発音してください。

出場したフィジーク大会の振り返り

昨年に引き続き、今年もフィジーク大会に出場してきました。
その振り返りをさらさらと書いていきます。

▼2021年シリーズ

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▼出場した大会

今年はマッスルゲート東北とJBBF宮城大会に出場してきました。カテゴリはメンズフィジーク176cm以下級です。どちらも会場は仙台。マッスルゲートは電力ホール、JBBFは日立システムズホールでした。

▼結果

マッスルゲート東北はピックアップ通過、予選敗退。JBBF宮城は予選通過、決勝進出、5位入賞。といった結果になりました。

▼感想

今年のメインの大会はJBBF宮城で、マッスルゲートはそこに向けての準備大会という位置付けでした。目標もJBBFの決勝進出だったため、そこを達成できたのはまずよかったなと感じています。昨年は同じ大会で最下位だったので、継続することで着実に変化していることを実感しています。大きくは変わらないが、変化はしている。そんな感じです。
また、2年目ということもあり、準備、当日の過ごし方などすべてにおいて改善ができている点もよかったです。昨年、かなり苦しい思いをしながらも「えい!」っとやったことが活きている実感があります。さらに来年は今年よりもうまくやれるという確信もあります。この辺は経験値が大事ですね。
さらに昨年の一人参加とは違い、今回はジム仲間と参加することでいつも通りにやれたこと、また会場でも他の選手と積極的にコミュニケーションをとれていた点にも昨年とは違った心の余裕を感じています。こうした変化があったことで大会というものをさらにポジティブに認識できるようになっているように感じています。なんか、楽しかったですね。

▼今季の改善点

増量期はまず体のサイズをどうにかしたいと思い、トレーニングプランを見直しました。BIG3を中心に、肩の日はミリタリー、腕の日はナローベンチ(三頭)、アームカール(二頭)とコンパウンド種目の重たいものを1種目目に持ってくるようにしました。この辺の重量を上げることを意識しつつ、あとはPOFを意識した種目選択をしていました。高重量低レップと中重量中レップ、さらに低重量高レップ、それぞれ目的別に全部やっていた感じです。結果的にBIG3はぐいぐい伸びて、それがそのまま体のサイズアップにつながった実感があります。
オフの食事は自分の体に合う糖質源を探すことを意識し、結果的に「さつまいもご飯」がベストだと発見できた点はよかったです。いもご飯が好きだし、パワーが不思議と出る感じがしますね。
減量期は昨年の苦しい経験から、強く改善を意識しました。まず期間を長めに設定、月1.5キロ〜2キロくらいの幅に抑えました。そして土日はリフィードを取り入れて、炭水化物を維持カロリー分増やしてました。トレーニングメニューは増量期と変更せず、ただ使用重量を落とさない工夫としてコンパウンド種目をピラミッドセットでやってました。この辺がうまくはまり、末期は別ですが減量終盤でも筋量の落ちも少なく、辛さもなく過ごせたと思います。この経験は大きいですね。

▼次に向けての課題

自分の理想は「普段通りに過ごして大会に出る」になります。そもそも運動すること自体に気持ちよさを感じているから、トレーニングをしているのであって大会で勝つことが目的ではないんですよ。大会はモチベーションを高める効果は感じているので、来年も出場する予定ですが、だからといって勝つために合理的な増量減量をするのは本末転倒だなと感じています。年中極端なことをせずに、地道に日々のトレーニングと適切な栄養摂取がある。そうしたライフスタイルを過ごしたいですね。
だから特に食事面に関しては日々元気に過ごせるエネルギーを必要な分だけ、適切に摂取することを強く意識したいと思います。そうすれば自ずと減量幅も小さくなるはずなので、それが減量期の辛さ軽減、仕上がりのよさにもつながっていくはずです。ボディビルダーの嶋田慶太選手は減量幅がほとんどなく、減量の時もカロリーではなく運動量を増やすだけで仕上がる生活をしています。その感じが理想ですね。
レーニング面では全体のサイズアップを意識し、引き続きコンパウンド系種目の重量を伸ばすことを目標にしつつ、筋肥大系の効かせるトレーニングもちゃんとやろうと思います。今でも種目として入れてたんですが、ちゃんとやるかどうかでまったく違うんですよね。ちゃんとやると死ぬほどきつい!同じ時間で効果を伸ばすにはこうした細かい改善が必須だと思うので、密度を上げていきたいなと思います。

目標を掲げておくと、来年のJBBF宮城で3位以内を目指します。今年並んだ感じ、まだ差を感じましたが、来年はそこに食い込みたいですね。そのためにも日々やれることをやれる分だけまた一年積み重ねていきたいと思います。