リバウンド王から見たダイエットの話
話題になっているダイエット記事を読んだ。
わかりやすく、リズムもよく、中身に関しても一部思考の違いからくる違和感もあったが(ホエイよりソイを進めている点とか)、概ね同意できる内容だと思う。まあ、ブコメにもあるように「これができたら苦労しないよ!」ってのはわかるけど、まっすぐな方法の1つではあるよなーとは思う。
自分は過去に大幅な減量に成功し、その後大幅な増量をし、現在再度大幅な減量を試みている。体重の推移で書けば、
105キロ→68キロ→95キロ→82キロ(現在)
といった感じだ。
劇的に痩せたにも関わらず劇的にリバウンドを引き起こしたのが私だ…私なのだ…
現在、再度68キロまで戻すべくせっせと減量を続けている。そこまで達成して、維持ができ、説得力をもたせられるようになってから再度本格的な記事を書こうと思うが、そんなリバウンド王の自分がダイエットに関して思うことを少しだけ書いておく。
ダイエットで減量することはとても良いことだと思うのだが、それ以上にその後どうやって体重を維持するかはさらに重要な点だと思う。どうしても、目先の減量だけを意識してしまうのだが、体重が目標まで達し、それまで続けていたダイエットをやめてしまえば、またぷくぷくと増量に転じ、気づけばちょっとしたリバウンド状態になってしまう。そして、また短期間のダイエットをして、リバウンドを繰り返して…の一生ダイエッターが生まれると…(書いてて悲しくなるな…)。
この状態から抜け出すためには減量だけではなく「生活改善」といった要素を取り込むことが重要だ。一時的なものではなく、一生その状態を保つ変化を生活習慣の中で起こしていくことがポイントなのだと思う。
自分のライフスタイルを見て、カロリー摂取と消費の状態を確認し、どこをどのくらい変更できるかを考え、実際に取り入れると。
なにも難しい話ではなく、どう考えても食べ過ぎだなーって人は、一食を低カロリー食品(野菜だけとか)に固定するとか、おやつは絶対食べないとか、飲み会の翌日は断食するとか(極端か)、そういう具合に変化を取り込み、それを一生続けて、「自分はそういう習慣だから」ってとこまで持って行くと。
消費してないなーって人は、移動方法を徒歩や自転車に変更したり、エスカレーターは使わないようにしたり、なんなら紐をきっちり結ばないと履けない靴だけを揃えるってのもいいかもしれない。もちろん、ジムが楽しい!運動が楽しい!って人はそうしたところに通ったり、登山でもやったらいいと思うんだけど、実際にはそういう人ばかりではない。まあ、このくらいなら変更できるかなーってところを試みて、それを習慣づけることが重要だ。
そうした生活習慣の変更は、減量中に一緒に取り組むことはとても良い方法だと思う。最初は減量のために!というモチベーションで始めながら、自然とそれが習慣となり、当たり前のように馴染んでくれば、減量が終わったあとも体重の維持はしやすくなるはず。むしろ、そうした変化を取り入れないと、振り出しに戻り繰り返しになると…
というわけで、ダイエットをする場合は減量の意識も大事だが、生活習慣の変更(改善)も同じように重要だということを書いた。そんなことを書きながら、なぜお前はリバウンド王になったんだよ…という話についてはまた今度書きなぐりたい。