轟音事変

轟音は"ごうおん"と発音してください。

THE COACH Academyの基礎講座を終えて

前にも書いたが9月はTHE COACH Academyの基礎講座を受講していた。

thecoach.jp

経緯としては以前からコミュニケーションの幅を拡充したいとの思いがあり、その手段としてコーチングが有効ではないかと考えての受講だった。

コーチングといっても流派により手法は驚くほど違い(時には真逆だったり)、受講前に色々と調べて体験会にも参加した上で、THE COACHを選択したい。感覚的に自分が合うのはここではないかという想いと、代表のこばかな氏のTwitterは以前から追っており、かなり興味が惹かれる存在だったことも大きく、選択した。

講義は毎週水曜19時から3時間、合計で5回15時間構成。すべてzoomで開催され、20人ほどの同期とともに学びを深めていった。座学で延々と理論を叩きこまれるというよりかは絞りに絞った要点をスライドで説明した上で実践→フィードバックを繰り返す形式で、これは非常にやりがいもあるし体験としてもよかったと思う。この辺は代表がデザイナーだったことが影響してるのではないかなーと思う。

コーチングは違う言語を話すようにリアルタイムな技能性を必要とするため、本質的な体得は知識だけでなく、自然な姿勢まで落とし込む必要があり、そのためには実践をとにかく重ねることが最重要視される。そこは講義が始まる前から、考えており、実践重視の内容は理にかなっていたと思う。

内容に関しては約束事として書けないのだが、求めていたものを学べることはできたので満足度は高い。もともと、事柄にフォーカスして考えることが多い理屈人間としては「答えは自分の中にある」という心フォーカス型コミュニケーションのコーチング手法は非常に学びがあったといえる。今ではコーチング的コミュニケーションはごくごく普通に使うようになっており、得られた実感もある。

以前の自分はコーチングは聞いたことはあっても縁遠い感覚はあったし、そもそも自分の性質には合わないものだとも思っていた。それが年月を重ねて、これまでとは違ったものを取り入れようとする内的な変化は、自分が超人だと思い込む「超人思考」の脱却とも繋がるよなあと思う。これを機会にますますちょっと違うのでは?と思っていたことにも取り組めればいいなと思う。

コーチングを会得するには実践が不可欠なので、当面はせっせと学んだことを活かして実践を重ねていき、自然な姿勢に落とし込めるようにしてきたいと思う。