轟音事変

轟音は"ごうおん"と発音してください。

働き方をリズム式に変えたらピタっとはまった話

一日のスケジュールを学校の時間割のように、前もって決めて置けば効率は上がる。

昔から「どうやって自分の能力を最大化できるか」という思想があったのだが、最近はさらによくこのことを考えるようになった。夏休みの宿題をギリギリまで寝かせ、熟成し、発酵してきたところで、おっ臭うな…と思ったところでようやく手をつけたと思いきや、もう少しいけるな…とさらに寝かせるタイプの人間としては、この辺の思想はめっちゃ大事だし、長年の悩みでもあるのだ。ちなみにさっさと片づけられる人はもうそれだけで天才だし、尊敬しちゃう。

それで、ここ数年は

mikamikami.hatenablog.com

↑こんな感じで何とかかんとかやってきたが、2020年の4月あたりからコロナ禍の雰囲気も影響したこともあり、パフォーマンスがずいぶんと落ちた。落ちたっていうか死んだっていうか。ほぼ個人でやってる身としてはパフォーマンスが死ぬってことはお前が死ぬってことなので、こいつはいかんな…死ぬな…とよっこら再建を図った。

それで、最近うまくはまっているのがリズムを刻む生活。フリーに仕事をしてると、定時とかあるようでないようなもので「作業優先」にしちゃいがちだと思う。これ終わったらごはん食べようとか、これ終わったら帰ろう、とか。経験でそれなりにマネジメントはされてるから、それなりな感じにはなるんだけど、それなりなんだよね。ぐだぐだする部分はどうしても出てくる。だから、そこを改善するために「時間優先」に切り替えた。普通に働いている人の感覚ではなんだそれ…当たり前じゃん!って感じだとは思うんだけど、裁量ある人なら感覚わかるんじゃないかな。作業もぶつ切りで時間優先。宿題はギリギリ派だけど、授業は必ず出れる派としてはこれがうまくはまっていい感じになった。

1日の大まかなサイクルは起床、朝食、午前仕事、昼休憩、ジム、午後仕事、帰宅。って流れ。間にジムを挟んでいるのもポイントで、ちょっと眠くて作業効率も落ちる時間帯に体を動かすタイミングを入れる。ジムも空いてるから効率がよく、必ずサウナも入るからリセット感があり、午後仕事に気分を変えて入れるのも大きい。とにかく時間で区切るからジムにいるときも猛烈に急いでやるんだけど、それもそれでよい。

このサイクルを回す上で重要な鍵となるのは「就寝時間」だ。寝る時間が崩れると起きる時間が崩れすべてが崩れる。だからキーになる習慣は就寝時間と認識し、そこを守るような意識を保つようにしている。起きる時間ではなく、寝る時間がポイントだ。

なぜこの方法がよいか考えると習慣の力という本を思い出す。この本には習慣は「きっかけ→ルーティン→報酬」の仕組みで成り立っていると書いてあった。このきっかけをすべて時間に置き換えると考えれば少し納得がいく。さらに時間割なので事前に徹底して組んでおくこともこの方法のポイント。スケジュールを相当しっかり組むからこそ無駄な時間を意識的に排除できるのもよい点だ。

というわけで、最近はリズムを刻み生活を安定化することに執着していることを書いてみた。さらに最近ではそこから飛躍し「常にご機嫌でいられるにはどうすればよいか」みたいな要素も取り入れて実践している。どちらかといえばずいぶんご機嫌なタイプだとは思うんだが、もう少し分析してよりよくしていきたい。